近況

前回記事を書いてから 8 ヶ月ほど経った。その間に、転職をしたり、出張でインドにいったり、普通自動車免許を取得したり、5 年同棲した彼女と結婚したり、新婚旅行でイタリアに行くなどしていた。

特に婚姻届を出すにあたって証人となっていただいた友人各位には、急な連絡にも関わらず手厚い歓迎をいただきました。時間も経ってしまいましたが、改めて御礼を申し上げます。

この間に読んだ本

ISBN へのリンクは Wikipedia の機能を使用している。

今読んでいる本

  • 貧乏人の経済学 (アビジット・V・バナジー, エステル・デュフロ)

読む気はあるが積んでいる本

買ってないけどなんとなく読もうと思っているもの

所感

「銃・病原菌・鉄」など草思社の文庫で買えば 990 円と安い。内容に対して安すぎる。良い世の中であると強く思う。

個々の本について何か具体的に言及する必要もないと思ってはいるのだが、話題になっていてかつ文庫で安く出回っているものに質の低い読者層にも届いているのだなと Amazon のレビューを見て思うところはあった。同じ著者の作品でも「人間の性はなぜ奇妙に進化したのか」や「若い読者のための第三のチンパンジー」に対しては 30 件ほどレビューが付いており、ある程度理解力のある読者が書いたものが多いように思えるが、「銃・病原菌・鉄」に付いている 200 件ほどのレビューには「自分が思ったような内容ではなかった」ことに苛立っている内容が目立つ。これらは全く参考にすべき情報ではない。

この記事では Amazon の (アフィなし) リンクを張っている (追記: Wikipedia の ISBN ページにリンク張ろうぜとの指摘を受け、なるほど、そちらの方が公益性が高いなと思ったのでその様に修正した) が、当の本人は三省堂や丸善でばっかり本を買っている。リアル書店で軽く流し読みをしつつ、周りのノイズに惑わされず自分を信じて買うものを決めるのがやはり良いように思う。

このラインナップで「サピエンス全史」と見せかけて違う「サピエンス異変」という本を読んだのだが、パラパラと立ち読みをしていて現生人類の顎の骨格と歯並びの変化と腰痛に対する考察が面白かったため買ったものだ。

最近は僕がうっかり本屋に立ち寄るたびに何故か本棚に積読が増えていく様子を見た妻が呆れている気もしている。イタリア旅行の影響から 水都ヴェネツィア なども買ってしまっていて、いつ読めばいいんだと自分でも思ってはいる。

僕は自分のことは「エンジニア」だと思っていないし「エンジニア」を自称しないようにしているのだが、やはり人生のどこかでジェットエンジンの一つや二つは作りたいと思っており、とりあえず 内燃機関工学入門 なども買ってはいるが全く進捗がない。そのうち読んで実践します。パルスジェットくらいなら自作できるはず。

締め

自分で作っておいたシステムながら 8 ヶ月も放置すると更新するやり方すら忘れるということが分かった。

追記

Wikipedia の ISBN 検索リンクを張るように修正した。