自分はガチ勢という訳ではなく子どもの頃に父親が買ってきてちょっと Flight Simulator 2000 をやっていたくらいのライトなユーザーなんだけど、最新作を見てやりたくなったので動かせるような PC を組んだ。
実際に諸々のパーツを買い込んで組み換えたのは 2020 の 8 月末の話です。
この時点で GeForce RTX 3000 番台の話もあったり Radeon RX 6000 番台の話もあったり、 Intel がようやく 10 nm 化するという話もあったような気がするが、今は時期が悪いとか言ってるとマジで一生そのままなので秋葉原に行って勢いで色々買った。
色々回った感じ今回はツクモで全部揃えました。
Core 2 Quad Q8400 は 2009/4/19 発売で、 P5Q Pro は 2008/6/13 発売だったようだ。10 年かなと思っていたがもうちょっと長く使っていたらしい。なおケースと電源はそのまま流用している。
旧 PC に特に大きなトラブルがあった訳でもなかったので、結果的に組み換える前のメーカーと同じものの現行品を買うという形になった。
というか最近のパーツに限らず自作 PC のパーツなんてもんは昔から何を選んでも大差はない。もちろんあまりにも昔のものだったり、極冷みたいな変なことをやると事情は変わるけど…。
ただメモリに関してはケチらない方がよかったと反省している。DDR4-3200 と謳ってはいるが DDR-2800 以上の速度にすると不安定になって負荷が掛かったタイミングで OS ごと落ちる。i7-10700K では DDR4-2933 まではいけるはずなのだが…。相性保証に入っておけば良かったか…。
しかし定格以下の速度でしか動かない訳で、初期不良という形で交換の相談など行ってみてもいいかとは思ってはいるものの、一ヶ月以内に行かないといけないのでそろそろ保証期間が切れてしまう。急がないと。
旧 PC がこんな構成で GPU だけ GeForce GTX 1060 (2016/7/19 発売) という割と新しめなものを搭載していたのだけど、これは GPD WIN 2 を買った ときにうっかり意識が高まって GeForce 9600 GT (2008/2/22 発売) からうっかり買い替えてしまった名残です。
僕は普段 Mac 使いなので後で eGPU のケースだけ買って中身を取り出して Mac mini に繋げて遊べるようにするためです。
Mac に繋げられるやつとなると GeForce はサポート対象外で必然的に Radeon 一択になるという…。
とはいえ未だ eGPU ケースは買ってないし、毎回バラして組み換えるのも手間は手間だし、そもそも eGPU は不具合との戦いみたいになるらしいので、もしかしたら一生やらないかもしれない。
eGPU 周りについて調べていたところ Hackintosh コミュニティにも触れたのでついでに色々と調べたところ、最近は昔と違って楽に入れられるらしい。
個人的に UEFI のブートシーケンスや XNU や Darwin の方の知見が全くないので、 この辺のソース を追うなどすると面白いかもしれないなとは思った。
Intel CPU の進化も 8th Gen くらいで止まったと巷で言われてから久しい気もするけど、流石に 11 年前の Core 2 Quad からすると滅茶苦茶速い。45 nm から 14 nm だしね。
670 pts くらいだったのが 5000 pts くらいになった。
ちなみに手元の Mac mini 2020 は 2700 pts くらい。
MacBook Pro 15 inch (Mid 2019) は 3000 pts くらい。
Single 420 の Multi 1360 くらいだったのが Single 1370 の Multi 8880 くらいにはなった。
ちなみに手元の Mac mini 2020 は Single 1070 の Multi 5760 くらい。
MacBook Pro 15 inch (Mid 2019) は Single 1070 の Multi 6210 くらい。
総合では 3385 が 9332 になった。
Graphics score は 4103 が 9079
Graphics test 1 は 26.60 FPS が 61.69 FPS
Graphics test 2 は 23.64 FPS が 50.25 FPS
CPU score は 1701 が 11087
CPU test は 5.72 FPS が 37.25 FPS
旧 PC にてゲームをする際、明らかに CPU が追い付いてなくてガクっと止まるシーンが結構あった。GPU だけ強くしてもダメ、ある程度は CPU もちゃんとしたやつを使ってバランスを保ちましょうという感じだった。実際そういう結果が出ているように思う。
実際のベンチ結果とかゲームのフレームレートがどの程度出るかについて調べたいなら、大手メディアの比較記事や、ベンチ結果を上げまくってる海外自作 PC YouTuber の動画を見るのが一番良い。
4K Ultra にすると 20 fps くらい。ちょっと厳しい。1920x1080 でも Ultra だと 40 fps 程度な感じなのでどんだけ重たいんだよ!って思いながら夜な夜な飛行機を飛ばしてます。
流石にキーボードで操作するのは無理があるが、かと言って フライトヨーク や スティックコントローラ や ラダーペダル などを買い揃えて設置できるほど机と部屋の広さに余裕はないので、 Xbox コントローラを買った。今のところそれで操作している。Xbox コントローラの入手性が悪すぎて吃驚したが Joshin でなんとか 1 つだけ購入することが出来た。
計器を見るのに視点移動するのがかなりダルいため、アイトラッカーを導入してもいいかもしれない。Web カメラを繋げてアイトラッキングするみたいなことをやっている人達もいるようだ。
アイトラッカーの導入は Flight Simlator 2020 だけでなく Euro Truck Simulator 2 でも使えそうなため割とアリな気がしている。
Radeon RX 5700 XT の発熱が想定外に激しくて Flight Simlator をしてる間は部屋が死ぬほど暑くなるという全く想定外の問題が発生してしまった。かなり厳しい気持ちになっている。
発熱と共にグラボファンからの騒音も想定以上に凄いのだけど、飛行中はエンジン音の方がうるさいので全く問題にならないということもあって、それはそれで複雑な気持ちではあります。