Windows 10 の Windows Update で KB4023057 が入らず 0x80070002
ってエラーが出続けたのを直した話。
概要
自作 PC のマザボ付属ユーティリティのお掃除機能みたいなのをうっかりクリックしてしまった結果、 Windows Update で必要なファイルとカタログ周りの乖離が起こってしまい、ずっとエラー画面が出るようになってた。
実害は無いかな〜って思ってしばらく放置してたけど一念発起して調べて直したのでメモです。
Microsoft のサポートページ を見たら書いてあったものの、分かり辛い。
上の記事に様々な手順が紹介されているが、順番に試していった結果
高度な手順
のソフトウェア配布フォルダーの名前を変更する
までやってようやく直った。
詳細
コマンドプロンプトを管理者として実行して、以下のコマンドを実行すれば良かった。
net stop bits
net stop wuauserv
ren %systemroot%\softwaredistribution softwaredistribution.bak
ren %systemroot%\system32\catroot2 catroot2.bak
net start bits
net start wuauserv
普段こういうのは Linux やら UNIX やらを触っているので、Windows のコマンド体系は新鮮ですね。
やってることは単純に Windows Update 関連のシステム常駐サービスを一時的に止めて、止まってる間に ren
コマンドで関連しそうなファイルをごっそり全部移動させちゃって、サービスを再起動させてるように見える。
きっと Windows Update に必要なファイルが見付からなければ完全に作り直すような実装になっているのでしょう。力技っぽいので何度もやりたくはないですね。
ちなみに
システムファイルを復元して修復する
にて紹介されている DISM.exe
を使う手法を先に試したときは特に直らなかった…。
締め
なんかググっても解決策が全然出てこない、いや公式のサポートページは出てくるんだけど普通に分かり辛いわ!ってなってたし、どうやらあまり遭遇しない問題を引いたようだった。
お掃除アプリ!みたいなのは確かに容量空けてくれて便利は便利なんだけど、重要なとこも簡単に壊していくのでカジュアルに使いたくはないですね。
少なくとも Windows には標準で似たような機能があるので、使うならまずはそっちの方がいい。
まぁなんでもいいんですが、ワンクリックでシュっとシステムファイルまで手を出してくるのは最悪の UI だなと思いました。